学校での出合い

大学のクラブでの出会いがきっかけ。社会人になった後、再開して結婚。

男女の出会いは、いつどんな形で起こるかはわかりません。

「趣味が合えば付き合えるだろう」

「とりあえず、顔が良ければ付き合える」

そんな風に思われがちです。

確かに「趣味が同じ」や「顔がタイプ」であれば、付き合える可能性は高くなります。

しかし、人生は何があるか分かりません。そのため、「この2人が付き合うの?」という意外な結果になることもあります。

初めての出会いは、大学のクラブ

仮に「A君」と「Bさん」とします。

私から見て彼らは1つ年下。私が大学2回生の時に入ってきました。

クラブはユースホステルクラブ。旅行をするクラブです。

最初は、もちろん男子は男子同士で、女子は女子同士で会話をしていました。

その時は、2人が付き合うとは全く分かりません。

 

気が付けばいつも一緒の二人

クラブのミーティングは、席は自由に座って良いでした。

最初は、離れた席で座っています。しかし、数ヶ月経ったある日、1人の部員が言いました。

「A君とBさん、最近隣同士で座っていない?」

確かに言われてみれば、いつも2人で話す姿があります。

ミーティングの後は、部員はほぼ全員が遊びに行くことが多かったです。その時にA君を誘おうとすると、

A君が

「悪い、Bさんと一緒に帰る」

そういうことが多かったと思います。

「家の方向は違うのに、なぜ一緒に帰るのだろう?」と、そんな気持ちを部員の一部が持っていました。

なぜか同じ班。二人の距離はさらに近づく

ユースホステルクラブは、旅行や行事で班を作ることが多いです。

班を作るためには、部長と副部長が決めます。

「出来るだけいろいろな人と班になるように決めます」

という方針でした。

しかし、ここで一部の部員は気づきます。

「A君とBさんは、いつも同じ班だね」

そんな声が出るようになりました。

旅行や行事を終えた後は、

「A君とBさんが仲良く話していた時間が長かった」

という声も出るようになります。

そういうこともあり、部員の中で

「あの2人は確実に付き合ってるね」

と、恋愛感情があることを確信しました。

当時は知らなかったのですが、卒業後の飲み会で、クラブの行動をする時に「A君とBさんを出来るだけ同じ班にするように」と部長と副部長が衝撃の事実を発表します。

卒業後は別の会社へ。しかし、ふとした出来事で出会う。

A君とBさんは、私の1つ年下のため仕事場に関しては、メールを通じて知りました。

業種は同じでしたが、会社は別です。

そのため、「あの2人は結構仲が良かったけど、別の会社になったのか」と最初は思いました。

しかし、会社の業種が同じだったことにより、ある出来事によって再開することになります。

その出来事とは、会社のレクレーションです。

レクレーション中は、あまり話すことはありませんでした。

終了後に解散をした後に、2人で喫茶店に行きます。

A君「久しぶりだね」

Bさん「久しぶり」

そんなことで、1時間ほど近況についての話がありました。

休日を利用して付き合う。

幸運なことに、2人とも日曜日が休日の会社に勤務しています。

「日曜日が休みだし、遊びに行こうか?」

最初は、大学時代のことやクラブの友人についての昔話でした。

A君「あの時に〇〇さんは、〇〇だったね」

Bさん「〇〇君は面白かったね」

そのうち、友人の近況についての情報交換が始まります。

A君「〇〇さんは、どうしてる」

Bさん「今は、〇〇の会社に入って元気に働いているよ」

最初は、1ヶ月に2日程度会うだけでした。しかし、時がたつにつれ、有休を取って旅行へ行く等二人の時間が増えていきます。

ついに結婚

2人は年齢が20代の後半になり、休日を利用した付き合いから結婚について考えるようになります。

A君から、「もうすぐ結婚を考えようか?2人で同じ家でこれからの人生を生きていかないか?」と提案がありました。

Bさんは、最初戸惑いがありましたが、「そうだよね、そろそろ結婚も考えないといけないね。考えてみるよ。」と結婚を意識し始めました。

不思議なことに2人とも結婚に関しては、難しく考えませんでした。なぜなら、大学時代からお互いのことを知っているため、不安はなかったからです。

その後、A君がBさんにプロポーズをしました。

後日、両親に「2人は結婚します」と報告をして、無事結婚へとたどり着きました。

まとめ

大学のクラブは、出会いを求めて入る人もいます。私自身もその1人でした。

私が見た限りは、A君とBさんは、趣味が全く違うため付き合う感じではないと記憶しています。

また、学部も違うため授業の時間も異なります。昼食の時間以外は普段会う可能性は低いです。ただ、いつの間にか「2人は一緒に会話をしている」というのが当時の想いです。

クラブの友人も「まったくそういった様子は知らなかった。いつの間に仲良くなったのか?」と言っていました。

そのため、付き合っていると知った時やその後に結婚したことを知った時は驚いたのが感想です。

Nakamura著

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